いいえ、その日は舞台なので。

舞台へ通う金欠庶民の感想ブログ

はじめに

はじめまして。千明糸(ちぎらいと)と申します。

こちらは庶民の中の庶民である管理人が金欠に喘ぎながら劇場に通い、その感想を書いたり書かなかったりするブログです。

 

 

今朝、唐突に思ったのです。

「舞台の感想を記録しておくべきではないか」

 

2016年から本格的に観劇を初めて早3年。

良い舞台もド嵌りした舞台も好みでなかった舞台もありました。

しかし如何せん人間の記憶というのは儚いものでありどんな物事も次第に薄れていきます。

記憶力がポンコツな管理人であれば尚のこと、感想はほぼツイッターへ投げていたせいで最早サルベージは不可能。探すのも見つけるのも何かもう全部面倒くさい

 

そこでああ、ブログって良いなぁと。

 

今まで舞台関係のブログを開設しようと思わなかった訳ではありません。

ですがどうにも文字にしてしまうのが怖かった。

感情を文字として落とし込むことでそこに含まれる大切な何かが薄れてしまうこと、安易なカテゴライズをすることで自分自身をも偽りかねない危うさ、自分という不純物を通してでしか舞台を観ることが出来ない悲しみ。

その全てが怖かった。

 

しかし記すことを諦めてはいけないとも思うのです。

「閉じたままの家の空気は次第に淀んでしまう。様々な人の解釈に触れ家の趣は徐々に変わっていく。そのことを楽しみたい」

「核心を空白としてその周りに柱だけを組み、風通しの良い家を作ることはできる」

 

そんな他人様のお言葉に感化されたりされなかったりしてブログを開設いたしました。

はてなブログは初めてで正直何が何やらさっぱり分かりません。

スタートダッシュだけは早いオタクなので続けていけるかは分かりませんがそれなりに書いていきたいと思っております。

 

 

あとこれは記すまでもないことですがブログ内の感想は一個人のものであり特別な意味を持ちません。

良し悪しは受け取り手のアイデンティティに左右され、その時々のコンディションによっても感想は変わります。それもまた楽しんで頂ければ。

 

学の無いオタクなので評論とかそういう高度ものは書けませんし、額縁にいれるような言葉を書くことも無いでしょう

トイレの、というほどには雑然としない予定ですが壁の落書きくらいになれたら良いなと思います。